
東京:日本のスーパーバンタム級無差別級世界チャンピオン井上尚弥は、サム・グッドマンが負傷のため予定されていたタイトルマッチを辞退したため、今月中に韓国のキム・イェジュンと対戦することになったと、井上の所属ジムが土曜日に発表した。
無敗の井上は、12月のスパーリングで左目上を負傷したため、1月24日の東京でのグッドマン戦は当初のクリスマス・イブから延期されていた。
グッドマンのプロモーターであるノーリミット・ボクシングは土曜日に、26歳のIBFとWBOのトップランカーがトレーニング中に傷が再発したため、試合を辞退すると発表した。
「ノーリミット・ボクシングは、サム・グッドマンが目のケガの再発により、1月24日に予定されていた井上尚弥との試合を辞退せざるを得なくなったことを残念ながら発表する」とプロモーターは声明で発表した。
「サムの一日も早い回復を祈るとともに、試合に関する最新情報は追ってお知らせいたします」と声明を発表した。
井上が所属する大橋ジムは、「モンスター 」の異名を持つこのボクサーは1月24日にも試合を行うが、その代わりにWBOランク11位のキムと対戦すると発表した。
31歳の井上は28勝0敗25KO、32歳のキムは21勝2敗13KO2引き分けという戦績を残している。
大橋ジムの大橋秀行会長は横浜で記者団に「井上はもちろん驚いている」
「しかし、井上も私もポジティブに受け止めている」とコメントした。
グッドマンはもともと、来日前の最後のトレーニング中に左目を負傷したと、オーストラリアのプロモーターとマネージャーがシドニーのデイリー・テレグラフ紙に語っている。
彼は4針縫う必要があり、4週間は試合ができないと言われた、と同紙は伝えている。
井上は9月に東京で行われた直近の防衛戦で、アイルランドのTJ・ドヘニーを下している。
井上は、2004年に4つのベルトの時代が始まって以来、2つの異なるウェイトで文句なしの世界チャンピオンになった2人目の男である。アメリカのテレンス・クロフォードが初めてだった。
AFP