
ドバイ:先週末にメイダン競馬場で開催された第29回ドバイ・ワールドカップは、65,000人以上の競馬ファンを魅了し、同競馬場の新記録を樹立した。
今年は賞金の面でもレベルが上がり、9つのワールドクラスのレースで3,050万ドル(約30億5,000万円)が争われた。エミレーツ航空がスポンサーを務めた名誉あるグループ1、1200万ドルのドバイ・ワールドカップは、ブラッド・コックスが米国で調教したヒット・ショーが制し、このスポーツの豊かな遺産に新たなスリリングな章を加えた。また、UAE、イギリス、日本からも優勝者が出て、このイベントの国際的な魅力が強調された。
「今年のドバイ・ワールドカップは驚異的なものだった。観客動員数は2024年比で18%急増した。これは、私たちの素晴らしいチーム、スポンサー、パートナーの献身的な努力の証であり、ドバイでのレースを取り巻く世界的な興奮の高まりを示すものである」 と、ドバイ・レーシング・クラブのCEO兼取締役であるアリ・アル・アリ氏は語った。
一方、ドバイ・ワールドカップの閉会式では、ドローンと光のショーが行われ、2年連続で3つのギネス世界記録を更新した。
– マルチローター/ドローンによる哺乳類の最大空撮画像
– マルチローター/ドローンによる最大の空飛ぶLEDスクリーン
– マルチローター/ドローンによる最大のトロフィー空撮映像
ドバイ・ワールドカップは世界170カ国、37のチャンネルで放送され、オーストラリアの公共テレビ局「チャンネル7」で初めて放映されたほか、アメリカ、南米、アフリカ、ヨーロッパ、東南アジア、日本、香港、そしてアラブ首長国連邦の「ドバイ・レーシング」と「ヤスTV」の主要ネットワークでも放送された。
ドバイ・ワールドカップは2026年3月28日(土)に30周年を迎える。