


ロールス・ロイスは、日本全国で人気の花が咲き誇る中、「チェリーブロッサム」ファントムを発表した。
日本の桜の儚い美しさと花見の風習にインスパイアされた、世界に1台しかない依頼車である。
このファントム・エクステンデッドは、この季節の大切な思い出を残したいという日本のクライアントのために、3年6ヶ月以上の歳月をかけて開発された。
インテリアには25万本以上の手縫いの刺繍糸が施されている。このクルマには、繊細な桜の花で飾られた特注のスターライト・ヘッドライナーも装備されており、花びら一枚一枚にステッチが施され、宝石のように光を反射する。
リアドアとパーティションに点在する花は、咲き誇る桜の木の下に座っているような感覚を与える。
花びら一枚一枚は、日本古来の技法を現代風にアレンジした手縫いである。エクステリアはアークティック・ホワイトにクリスタルを配し、ドアにあしらわれた傘も同様の花柄をテーマにしている。
ロールス・ロイスのビスポーク・デザイン担当ジェネラル・マネージャー、マルティナ・シュタルケは言う: 「桜は人生の儚さを象徴している。このモーターカーは、伝統的なクラフツマンシップと現代的な芸術性によって、その哲学を表現している。」