


ドバイ:富士フイルムはインスタントカメラのラインアップに新たな仲間を加え、中東全域で「Instax WIDE Evo™」を発売した。
同機は、WIDEフォーマットフィルムを使用し、デジタルインターフェースを使って撮影、確認、選択印刷ができるハイエンド・ハイブリッドモデルである。
Instax WIDE Evoは、Instax mini Evoの成功に基づき、いくつかのアップグレードされた機能を組み込んでいる。10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトが搭載され、様々な組み合わせが可能である。
新しい「度数コントロール」ダイヤルが導入され、ユーザーは最大100段階でエフェクトを微調整することができる。同社によると、これらの組み合わせにより、10万通り以上の写真のバリエーションが可能になるという。
また、6種類のフレームデザインでプリントをカスタマイズできる「フィルムスタイル」機能や、より広い画角で撮影できる「ワイドアングルモード」も搭載している。カメラの操作は、アナログの操作性を再現したダイヤルと機械式プリントクランクで行う。
このカメラの発売と同時に、富士フイルムは新しいタイプのフィルムも発表した: Instax WIDE 「BRUSHED METALLICS 」である。
このフィルムはメタリックな縁取りが特徴で、3インチ×5インチのWIDEフォーマットのプリント用に設計されている。
Instax WIDE Evoは、Bluetooth経由でコンパニオンモバイルアプリに接続し、他のユーザーが共有したプリントと使用したエフェクトを表示する「発見フィード」を含む。これにより、ユーザーは自分のデバイスで好みのスタイルを再現することができる。このアプリは、スマートフォンでの直接プリントや編集にも対応している。
このカメラは現在、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、イラク、エジプトを含む複数の地域市場で販売されている。