
東京:大相撲の新横綱が記録的なスピードで誕生することになった。
この24歳の力士は、わずか13場所(現在の記録保持者より8場所少ない)を戦っただけで、現代で最も早く最高位に到達することになる。
191kgの力士は、水曜日に昇進が正式に決定すれば、何世紀にもわたる相撲の歴史の中で75人目の横綱となる。
1月に昇進した豊昇龍に続き、4ヶ月の間に最高位に到達した2人目の力士となる。
また、大の里は2017年以降、日本出身力士として初めて最高位に到達した力士となる。過去7人の横綱のうち6人がモンゴル出身だった。
日の大相撲夏場所で優勝し、2場所連続、通算4度目の優勝を果たした大の里の昇進推薦が決まった。
「達成感と充実感があります」
「まだ実感が湧かないですが、初めて綱を取った瞬間に実感が湧くと思います」とも語った。
大関昇進の基準は決まっておらず、横綱審議委員会で審議される。
1月の豊昇龍の昇進で、大相撲は30年以上ぶりに横綱不在を免れた。
大の里の昇進は、1958年に現在の6場所制が導入されて以来、最速となる。
AFP