

日本の伝統武道である剣道をサウジアラビアで普及させるため、森野泰成駐サウジアラビア日本大使はサウジアラビア・オリンピック・パラリンピック委員会に竹刀約20本と防具一式10セットを寄贈した。
日本からの厚意は、サウジアラビアと日本の国交樹立70周年という記念すべき年に合わせて贈られた。
剣道は「剣の道」とされ、武士の伝統に根ざした武道であり、 、日本のみならず世界中で老若男女を問わず広く行われている。
王国における日本の武道への関心の高まりは、両国の文化的結びつきの深まりを反映している。
今回の寄贈は、全日本剣道連盟の寛大な支援により実現したもので、日本の伝統武道である剣道の普及と、日本とサウジアラビアのスポーツを通じた相互理解と文化交流の促進を目的としている。
リヤド・オリンピック・トレーニングセンターで行われたセレモニーで森野大使は、この寄付がサウジアラビアにおける剣道の人気を高め、 サウジアラビアの若い選手たちが日本の武道に触れる機会を増やすことに貢献することへの期待を表明した。
このイベントは、日本・サウジアラビア外交関係樹立70周年を記念し、2025年を通じて日本大使館が主催する数多くの取り組みのひとつであり、両国の変わらぬ友情と協力関係を強調するものである。