
フランクフルト:アイントラハト・フランクフルトは、ウーゴ・エキティケの放出で手薄になったチームを強化し、チャンピオンズリーグ復帰に備えるため、日本人FW堂安律を獲得した。
堂安は同じドイツのクラブ、フライブルクから5年契約で加入する。フライブルクはブンデスリーガで5位となり、10ゴールで得点王に輝いた。
フランクフルトのファンに向けたビデオメッセージの中で、堂安は「ここに来ることができてとても嬉しいし、光栄です。サポーターの前でプレーするのが待ちきれない」
フランクフルトはブンデスリーガを3位で終え、今シーズンはチャンピオンズリーグに復帰するが、ストライカーのエキティケが6900万ポンド(約9350万円)の移籍金でリバプールに売却されたため、攻撃陣は一新される。
27歳の堂安は、エキティケのセンターフォワードのポジションで、同じく新加入の元マインツのストライカー、ヨナタン・ブルカールとコンビを組むことになるだろう。
堂安は2022年にPSVアイントホーフェンでオランダ・カップを制し、日本代表としても57試合に出場している。その中には、2022年カタール・ワールドカップでの全試合と、来年アメリカ、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップの出場権獲得に貢献した試合も含まれている。
堂安は8月17日、ドイツ・カップ5部のエンゲルス戦でフランクフルト・デビューを果たすかもしれない。フランクフルトの今シーズンのブンデスリーガ初戦は、その6日後のホームでのヴェルダー・ブレーメン戦である。
AP