
シャムス・エル・ミュートワリ ドバイ
レバノンのレストラン、アルサファディは、少なくとも200人が死亡し数千人が負傷した8月4日のベイルート港爆発事故からのベイルートの再建と被害者の救済支援のため、ドバイにある支店全店の8月30日の売上げの50%を寄付する。
アルサファディは、自社の慈善活動への取り組みに沿うものとして、「食で再建を(Eat to Rebuild)」イニシアチブの実施に取り組んでいる。
「イニシアチブのコーディネーターである7マネージメント(7 Management)と協力して、エミレーツ赤新月社を中心に行われているレストランが1日の売上げの一部をベイルートの再建支援のため寄付するキャンペーンに参加することにしました」とオーナーのアベッド・サファディ氏はアラブニュースジャパンに語った。
7マネージメントは、ドバイの飲食店に向けたレバノンへの寄付活動への参加を勧めるイベントを主催している。
アルサファディでは、義援金の割り当てを担当しベイルートを支援しているエミレーツ赤新月社と連携していく計画だ。
「私たちのするべきことは、義援金を集めて、これまですでにレバノンに多大な支援を行ってきたエミレーツ赤新月社に引き渡すことです」とサファディ氏は話す。
サファディ氏は、この活動への参加を続けたいと考えているし、すでにさまざまな方法で貢献してきてもいる。
「エミレーツ赤新月社を通じて、爆発の被害者に1.3トンの粉ミルクをすでに寄付しています。 29日の土曜日には、レバノンの著名なバスケットボールのスター選手、ワエル・アラクジさんの呼びかけによるバスケットボールの慈善試合にフードベンダーとして参加し、試合での売上げの100%を寄付します」とサファディ氏は語っている。
アルサファディはまた、コンテナ4台のガラスをベイルートに発送する準備をしている。彼らはそれを社会的責任と感じているとのことだ。
今回の食を通じた支援には、ドバイの同社店舗のどこででも参加することができる。
個人的な寄付も支払いに加えることができる。