
アブダビ:イスラエルとUAEのサッカーリーグが、10月27日(火)、共同作業協定を発表した。これは両国間の国交正常化に続くもの。
イスラエルプロフェッショナルサッカーリーグとのUAE プロリーグの指導者達は、ビデオ会議によって合意内容の覚書に調印した。それにより両チームによる試合の可能性なども模索されることになる。
イスラエルのサッカー協会は政治上およびセキュリティ上の理由により、1974年にアジアサッカー連盟を脱退した。イスラエルの全国代表チームとクラブチームは、1990年代以降ヨーロッパの競技会でプレーしており、現在は欧州サッカー連盟(UEFA)のメンバーと なっている。
UAEとの協定について、イスラエルリーグのエレズ・ハルフォン会長は、「我々を分け隔てるものよりも、結びつけるものの方が多くあると思われる」と言及した。
ハルフォン会長は将来的な共同作業の分野として、「プロモーション、スポーツテクノロ ジー、そして社会的・商業的恊働活動」を挙げる。
先月イスラエルはアラブ首長国連邦(UAE)およびバーレーンと米国の仲介のもとに外交協定に調印し、ホワイトハウスにおける式典で正式に発効させた。そして先週スーダンがその協定に加わる三番目のアラブ国となった。
その協定調印から数日後、イスラエルのミッドフィールダー、ディア・サバ選手がUAE リーグのクラブ、アル・ナスルとの契約を結んだ。
「こうしたことによってもイスラエルの人々がUAEに引き寄せられることになるだろう」アブダビのUAEリーグによって放映されるビデオメッセージの中で、サバ選手は自身の契約についてそう語った。
AP