
Aseel Bashraheel
ジッダ: 来年のサウジアラビア初のフォーミュラ1グランプリが、ジッダ市街で開催される。
レースチームに配布された2021年F1暫定カレンダーにサウジグランプリが盛り込まれた。来季の最後から2番目のレースになる予定で、ヤス・マリーナ・サーキットで開催されるアブダビグランプリが最終戦となる。
キディアで新しい専用サーキットが2023年に完成予定である中、ジッダがサウジのレースを開催する。
このレースは2021年暫定スケジュールの全22レースのうちの1つであり、F1は今年の途絶からできる限り通常のカレンダーに戻そうと計画している。新型コロナウイルスパンデミックの影響で、今季最初の10レースは延期またはキャンセルとなった。
来季は3月中旬にオーストラリア・メルボルンから始まり、その次はバーレーンだ。今年開催予定だったほぼ全てのレースが含まれている。
つまり、新型コロナの渡航規制によりキャンセルを余儀なくされた中国、日本、カナダ、そして初開催となるベトナムでのグランプリが再び予定されている。
F1は、関係国政府と話し合いを進めており、パンデミックが悪化しない限り、レース開催が可能であるとの合意を全政府から得ているという。
2018年、リヤドがディルイーヤで開催した中東初のフォーミュラE大会には2.3万人の観衆が集まった。2回目のフォーミュラE大会は2019年後半に開催された。
今年、サウジアラビアでダカールラリーが初めて開催され、ジッダからキディアまで7,800キロのレースが組まれた。