

アラブニュースジャパン
11月7日、日本のテレビ番組でサウジアラビア王国の日常生活と新型コロナウイルスへの対策に関するレポートが放送された。
『池上彰のニュースそうだったのか!!』は、テレビ朝日で放送される日本の人気ニュースバラエティ番組で、ジャーナリストである池上彰が解説を務める。11月7日の放送では、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐためにサウジアラビアが講じた対策と人々の反応について紹介された。今回は世界各国の現地リポーターによる報告から構成される番組の一部としてサウジアラビアが取り上げられた。
レポートを担当したアラブニュースジャパンのサウジ記者であるファーリス・アル・ラシュッドは、あらゆる角度からサウジアラビア国民の声を紹介した。
新型コロナウイルス対策としては、ショッピングセンターやモスク入り口での体温測定や手の殺菌の徹底や、人と安全な距離を保つことを順守するような措置も解説された。
アル・ラシュッド記者はまた、サウジアラビアが推進する国家ビジョン2030に沿った最も顕著な変化について紹介した。これらの変化の中には、映画館などの娯楽施設の設立や女性のエンパワーメントなどがある。
他にも、サウジアラビア料理で最も有名な「カブサ」とその作り方などサウジアラビアの文化情報も紹介された。
サウジアラビアが昨年観光ビザの発給を開始したことに関して、レポートの最後には記者から日本のテレビ番組の視聴者に向けて、サウジアラビアは日本からの訪問者を歓迎しており、新型コロナウイルスが収束次第サウジ文化に触れる機会を提供したいと述べた。