
シャムス・エルムトワリ、ドバイ
現在延期されている東京オリンピックを祝い、ある日本のカフェが評判の悪いオリンピックトーチに似せたデザートメニューを提供している。
「グロリアス・トーチ(栄光の聖火)」と名付けられたこのデザートは、洋菓子チェーン「シャトレーゼ」が東京を拠点に運営する「YATSUDOKI」が生み出した。
このデザートは基本的に、トーチと似た形になるように配置されたイチゴを使って作られている。
背の高いグラスには、イチゴ、クリーム、ゼリーの他、日本でもおやつとして人気のドイツのケーキ、バームクーヘンが詰め込まれている。
オリンピックから発想を得たYATSUDOKIのこのデザートメニューの値段は1,650円(15.65ドル)で、このカフェの自由が丘店で食べられる。
YATSUDOKIの親会社シャトレーゼは、アイスクリームから伝統的なごちそうまで取り扱い、日本の大手スイーツメーカーとして広く認められている。
「30年にわたる研究の末、安全・安心な菓子製造システムを確立しました」と、シャトレーゼのウェブサイトには書かれている。
シャトレーゼは1954年の創業以来、成功を収めてきた。製品の製造に南アルプスで採取した白州ミネラルウォーターを使用していることで有名である。
シャトレーゼは続けて、「お客様の体と心の健康を第一に考え、より自然な素材で添加物を極力使用せず、そしてどこよりもお値打ちでご提供し、全てのお客様に愛されるお菓子屋でありたい・・・。それがシャトレーゼの願いです。私達シャトレーゼはこの想いを大切に、お菓子づくりに取り組んでいます」と、ウェブサイトで述べている。
おやつのための時間を指す「YATSUDOKI(八つ刻)」は、オリンピックに発想を得たごちそうの他にも、一連のメニューを提供している。
その他の2つのグラス入りデザートのバリエーションに加え、バター風味のアイスクリームや、フランス風のログケーキを提供する。
スイーツの他に、ジュースやコーヒー、紅茶のセレクションも提供する。