

ブエノスアイレス:アルゼンチンの伝説的人物、ディエゴ・マラドーナ氏が致命的心臓発作を起こした4日後の29日、同氏の主治医が過失致死の容疑で捜査されている。ブエノスアイレス近郊のサンイシドロの検察が報告した。
警察がレオポルド・ルケ医師の病院と自宅で過失の証拠となり得るものを捜索する様子がテレビに映された。
この捜査は、マラドーナ氏がブエノスアイレス北部ティグレの自宅で受けていた治療について、同氏の3人の娘、Dalmaさん、Gianninaさん、Janaさんが懸念を示したことで始まった、と司法筋は話した。
サンイシドロでの調査に詳しい情報筋は「捜査は進行中であり、(マラドーナ氏の)遺族をはじめとする目撃者らに事情を聴いている」と話した。
ルケ医師は、AFPからのコメントの求めに応じていないが、60歳のマラドーナ氏が脳腫瘍の除去手術を受けた8日後の11月12日に退院した際、同氏と一緒に写った写真を公開していた。
マラドーナ氏はティグレの自宅に戻り、24時間態勢で治療を受けていた。
同氏は25日に心臓発作で死去し、翌26日、ブエノスアイレス郊外のJardin de Paz墓地に埋葬された。
AFP