
2020年東京五輪・パラリンピックを前に、肉や魚を食べないベジタリアン(菜食主義者)の訪日外国人を支援する超党派国会議員連盟が6日、衆院議員会館で設立総会を開いた。
厳格なベジタリアンにも対応した認証制度の構築など安心して食事ができる環境の整備について検討し、関係省庁に提言する。
議連の会長に就任した自民党の河村建夫元官房長官は五輪に関し、「ベジタリアンへの対応も急がれる。関係団体と対策を考えたい」と表明。
菜食主義の知識普及を行う団体の幹部も招かれ、「ベジタリアンが安心して食べられるレストランのメニュー表示が少ない」などと述べた。総会では舞茸と豆腐をカキに見立てたフライなどが入ったベジタリアン対応の弁当が振る舞われた。