• 26名の首長国連邦選手団は、3月28～31日にマナマで開かれるトーナメントに向け、アブダビの柔術アリーナで1日5時間のトレーニングを積んできた

アラブニュース

アブダビ： UAE柔術ナショナルチームが、第6回アジア柔術選手権に向け、準備の重要な最終段階に入っている。

3月28日から31日までバーレーンの首都マナマで開催されるこのトーナメントは、UAEが国際タイトルを維持し、大陸におけるUAEの優位性を強化するための、今年最後のチャンスとなる。

合計26名（男子12名、女子14名）の首長国連邦選手団は、アブダビのザイード・スポーツ・シティにある柔術アリーナでトレーニングキャンプを行なってきた。UAE柔術連盟の技術スタッフが監督し、ラモン・レモスとポリアナ・ラーゴがそれぞれ男子と女子のコーチを務めるこのキャンプで、選手たちは毎日9時から12時、および18時30分から20時30分の2つのシフトでトレーニングを行っている。

「チームメンバーは、選手権に向けた準備の重要な段階に入っている」と、レモス氏は述べた。「マットの上で選手たちの助けとなるように、プランや戦術に最後の仕上げを加えているところだ。総合的なトレーニングプログラムを通じて、選手の体力向上だけでなく、パフォーマンス率を高めることに重点を置いている。合宿中は、フィットネスレベルを上げることと、最適な食生活を送ることに集中してきた」

レモス氏によると、チームには熟練のプロ選手から、昨年のアジア選手権や世界選手権で輝かしい成績を収めた若い才能ある選手まで、多様な選手が揃っている。

「アジア選手権や世界選手権に出場し、好成績を残している選手が何人かいるので、強いチームであり、いい位置にいると言える。もちろん、対戦相手も経験豊富なトレーニング機関で訓練を積んだベテランのアスリートだが、準備は万端だ」と、レモス氏は話した。

ナショナルチームのオマール・アル・ファドリ選手は、UAEを代表してこのような大会に参加することで、自尊心が高まるが、責任も倍増すると認める。

「このトーナメントではすでに勝利を味わっていますが、今回は黒帯保持者として出場するため、勝手が違います」と、ファドリ選手は言う。「目標がより大きくなりました。夢も大幅に膨らみました。常に自分の能力を向上させられるように、テクニカルスタッフの指示に注意を払っています。我々は必ず素晴らしい結果を残すことができるでしょう」

女子チームメンバーのハムダ・アル・シェケイリ選手はこう語っている。「私たちの目標は、アジア選手権で金メダルを獲得する可能性を高めるために、体力と精神力をピークに持っていくことです。今年は、ナショナルチームと共にいくつかの国際大会で闘う予定です。ナショナルチームとして大会に出場することは、これまで常に喜びと誇りをもたらしてくれました」

男子ナショナルチームのメンバーは以下の通り：オマール・アル・ファドリ、ザイード・アル・カティリ、ティアブ・アル・ヌアイミ、カレド・アル・シェヒ、モハメド・アリ・アル・スワディ、ファラージ・カレド・アル・アウラキ、ムハンマド・アル・アメリ、マフディ・アル・アウラキ、ファイサル・アル・クビ、サイード・アル・クバイシ、アブドラ・アル・クバイシ、ハザー・ファルハン。

女子チームのメンバーは以下の通り。ハムダ・アル・シェケイリ、シュク・アル・ダハニ、バルキス・アブドゥラ、シャリファ・アル・ナマニ、アスマ・アル・ホサニ、マイタ・スルタン、バシャイヤ・アル・マトロシ、マハ・アル・ハナイ、シャマ・アル・カルバニ、ハヤ・アル・ジャフリ、マフラ・マフーズ、マルワ・アル・ホサニ、タスニーム・アル・ジャホーリ、マリアム・アル・アムリ。