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ダフト・パンクの近頃の解散を受け、2003年のアニメプロジェクトを回想

このフランスの電子音楽デュオは2003年のアニメプロジェクトで、伝説的漫画家の松本零士氏とタッグを組んだ。(提供)
このフランスの電子音楽デュオは2003年のアニメプロジェクトで、伝説的漫画家の松本零士氏とタッグを組んだ。(提供)
(Youtube/PLURSoul)
(Youtube/PLURSoul)
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09 Mar 2021 08:03:44 GMT9
09 Mar 2021 08:03:44 GMT9

Amin Abbas 

フランスの電子音楽デュオ、ダフト・パンクは2003年にインターステラ5555:The 5tory of the 5ecret 5tar 5ystemを制作する為、人気作品で有名な伝説的漫画家の松本零士氏とタッグを組んだ。

戦艦ヤマト銀河鉄道999等の人気アニメシリーズで知られる松本氏と共に、音楽デュオは同アニメプロジェクトに脚本家、プロデューサー、そして作曲家としても参加した。

カートゥーン・ネットワークは映画の最初の4話を2001年8月31日に放映。後にカートゥーン・ネットワークは、Toonami Jetstreamと改名されて長続きしなかったToonami Reactor projectの一環としてオンラインで一連の作品を公開した。

インターステラ5555は2003年の12月に映画の宣伝に加えて、ディスカバリーというアルバム曲の中からそれまで未発表だったリミックスを提供する為の、ダフトクラブというアルバムと一緒に公開された。2011年9月にこの映画のブルーレイ版も発売されている。

ダフト・パンクは、電子音楽業界で90年代初頭から急成長を遂げたヨーロッパのハウスミュージックとダンスミュージックのシーンから登場し、電子音楽のジャンル内では影響力ある人物達であった。二人組は人前に出る際やツアーの際には、外見を隠す為に一目でわかるクロム色のヘルメットを被っていた。

ダフト・パンクは1997年にヴァージン・レコードでデビューアルバムの「ホームワーク」をリリースし、「ダ・ファンク」や「アラウンド・ザ・ワールド」などのヒット曲を通じて国際的な成功を収めた。その後に続いた二人の作品、Discoveryは2001年に発表され、同作には(のちにカニエ・ウェスト氏がサンプリングした)「仕事は終わらない」や「ワン・モア・タイム」などが収録されていた。

2005年にはHuman After All~原点回帰をリリースし、リリース後は2006年にコーチェラでの凝ったライトアップが施された、ピラミッドの頂上での印象的なパフォーマンス — 米国ではダフト・パンクがほぼ10年ぶりに開催したコンサートであった — を含む大規模なツアーを開催した。「Alive 2007」というライブアルバムは後にグラミー賞で最優秀エレクトロニック/ダンスアルバム賞を受賞した。

電子音楽デュオのダフト・パンクは、そのユーチューブチャンネルで「エピローグ」と題された動画を公開し、2月に解散を発表。ギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト氏とトーマ・バンガルテル氏の二人で構成されているデュオは、1993年からダフト・パンクという総称で共同制作を行ってきた。彼らは4枚のスタジオアルバムと2枚のライブアルバムをリリースし、映画トロン:レガシーの全サウンドトラックを作曲した。

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