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リヤドのドライブイン・シアターが営業を再開

ドライブインでは、観客はソーシャルディスタンスを保って映画を安全に楽しむことができる。 MUVIは、MUVIシネマアプリケーションを使ってスナックや飲み物を注文するシステムも導入している。(提供写真)
ドライブインでは、観客はソーシャルディスタンスを保って映画を安全に楽しむことができる。 MUVIは、MUVIシネマアプリケーションを使ってスナックや飲み物を注文するシステムも導入している。(提供写真)
ドライブインでは、観客はソーシャルディスタンスを保って映画を安全に楽しむことができる。 MUVIは、MUVIシネマアプリケーションを使ってスナックや飲み物を注文するシステムも導入している。(提供写真)
ドライブインでは、観客はソーシャルディスタンスを保って映画を安全に楽しむことができる。 MUVIは、MUVIシネマアプリケーションを使ってスナックや飲み物を注文するシステムも導入している。(提供写真)
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28 Mar 2021 10:03:20 GMT9
28 Mar 2021 10:03:20 GMT9
  • ドライブイン・シアターはリヤドで人気上昇中のアトラクションとなっており、観客たちはソーシャルディスタンスを保ちながら安全に映画を楽しんでいる。

ジーダ・アル・メジャイシュ、ヘブシ・アル・シャンマリ

リヤド:新型コロナへの厳格な対策が取られる中で、サウジアラビアの映画ファンたちは、予防指針を完全に守りながら、「フラッシュ・オブ・リヤド」プロジェクトの開始とともに最先端のドライブイン体験を楽しんでいる。

ドライブイン・シアターは、リヤドで人気上昇中のアトラクションとなっており、観客たちはソーシャルディスタンスを保ちながら安全に映画を楽しんでいる。先週の火曜日には、MUVI社のドライブイン・シアター(今年1月に正式開業)が、リヤド市主催によるTarfat Ein Companyとの共同プロジェクト「フラッシュ・オブ・リヤド」の開始に合わせて、営業を再開した。

映画館をチェーン展開するMUVI社のイベント運営ディレクター、ムニール・アル・ジェバルティ氏は、同社のドライブイン・シアターでは、タワカルナ(Tawakkalna)アプリを使用し、体温チェックとマスクの使用を義務付け、飲食物の取り扱いに特別な注意を払うなどして必要なすべての予防措置を講じている、とアラブニュースに語った。

また、「観客の大多数を若い男性と女性が占め、性別では女性が男性を上回っています」と、Tarfat Ein Companyのドライブイン・シアター担当ディレクター、および「フラッシュ・オブ・リヤド」プロジェクトのメディア担当ディレクターであるハサン・アル・ガルニ氏は述べている。

アル・ガルニ氏は、先週開始されたプロジェクトは、市街の混雑したエリアからやや離れた地域を主な対象にしていると説明した。

「平日には外国映画を1日3回上映していますが、週末には1日4回になります。休憩中に楽しんでいただけるよう、移動式フードトラックとキオスクなどでさまざまな軽食を提供しています」とアル・ガルニ氏は話している。

フードトラックに加えて、MUVIでは、MUVIシネマアプリケーションを使ってスナックや飲み物を注文するシステムも導入している。保健省による規制で、すべての飲食物は車内でのみ消費するよう定められている。 アル・ガルニ氏はまた、車両1台につき2人の乗客しか許可されていないことも強調した。

アル・ガルニ氏によると、1月から2月初旬までは、1日あたりの来場した車の数は平均140台であった。しかし、3月7日からは平日は1日70台に減少、週末は1日100台超となっている。

リヤド在住のルブナ・アル・アバウンディ氏は、「ドライブインはソーシャルディスタンスを取りやすいので、普通の映画館よりもドライブイン・シアターのほうが居心地がいい気がしますね」と言う。

新型コロナの流行が収まった後もドライブイン・シアターを残すべきと思うか、という質問に答えて、彼女は次のようにコメントした。「たくさんの人達が、ドライブインは現在の状況に対する賢いが一時的な対処法だと言っています。でも私は、新型コロナの流行が終わった後もずっと、ドライブインは残していくべきだと思っています。ドライブイン・シアターの環境全体に、ノスタルジックな、いい雰囲気があるからです。」

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