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マイアミ・オープンで大坂の公式戦連勝がストップ、メドベージェフも敗退

2021年3月31日(水)、フロリダ州マイアミガーデンズで開催されたマイアミ・オープンの準々決勝で、ギリシャのマリア・サッカリのサーブを待ち構える日本の大坂なおみ。サッカリが6-0、6-4で勝利した。(AP写真 / Lynne Sladky)
2021年3月31日(水)、フロリダ州マイアミガーデンズで開催されたマイアミ・オープンの準々決勝で、ギリシャのマリア・サッカリのサーブを待ち構える日本の大坂なおみ。サッカリが6-0、6-4で勝利した。(AP写真 / Lynne Sladky)
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01 Apr 2021 01:04:22 GMT9
01 Apr 2021 01:04:22 GMT9

マイアミ:2021年3月31日、大坂なおみの公式戦連勝記録が23でストップした試合でのサーブ前、彼女は、まるで上からの介入を求めるかのように首を伸ばして空を眺め、何かを求めるかのように立ち止まった。

その後、プレーを再開し、マイアミ・オープンの準々決勝で大坂を6-0、6-4で破った第23シードのマリア・サッカリも再開した。

世界ランキング2位の大坂は「今回のようなことが起これば、それだけ多くを学ぶことができる」と語った。

大坂にとっては2020年2月以来の敗戦となり、今週、準決勝でアシュリー・バーティから世界ランキング1位を奪回するチャンスがなくなった。

一方、男子シングルスでは、約12時間後に行われた試合で、第1シードのダニール・メドベージェフが第7シードのスペインのロベルト・バウティスタ・アグートに6-4、6-2で敗戦した。メドベージェフは第1セットの後半にサーブでポイントを失った後、イライラからラケットを壊し、試合の残りはほとんど思うようにいかなかった。

バウティスタ・アグートは「彼がラケットを壊したのは、忍耐力を失ったからだ。プレッシャーをかけ、このような気持ちにさせるようないいプレーができた」と語った。

メドベージェフは、男子ドローの残りの6人の選手の1人、バウティスタ・アグートに対して0-3で敗戦した。この中にマスターズ1000で優勝した選手はいない。

サッカリは次に、カナダの第8シードのビアンカ・アンドレースクと対戦する。ビアンカ・アンドレースクはサーブを8回落としたものの、ノーシードのサラ・ソリベス・トルモに6-4、3-6、6-3で粘り勝ちした。

アンドレースクは「しんどさから、体はあきらめていた、そして試合の途中で心もあきらめていた。難しい試合だったので、今夜あきらめずに勝利できたことを非常に誇りに思っている。」と語った。

4月1日に行われる女子シングルス準決勝では、アシュリー・バーティと世界ランキング5位のエリナ・スビトリナが対戦する。

大坂は2月の全豪オープンで4度目のグランドスラムタイトルを獲得したが、これまでに5回出場しているマイアミ・オープンで、ベスト4に進出したことがない。彼女は大会のハードコートに対応できなかったと語った。

「調子が上がらず、大会を通してうまくプレーできていなかったように感じた」と語った。

世界ランキングのトップ250にランクインしている唯一のギリシャ人女性、サッカリに対して、大坂はサーブで15連続ポイントを失い、2セット目で4-1のリードを奪った。大坂は8度のサービスゲームのうちブレイクポイントを7度迎えた。

大坂は「突然、入らなくなった。今日、ファーストサーブはまったく入っていなかった。」と語った。

サッカリは、世界トップ5の対戦相手に対して通算6勝目を挙げた。彼女は4回戦でアメリカのジェシカ・ペグラに対して6度のマッチポイントをしのいで勝利し、準決勝に駒を進めている。

男子シングルスでは、19歳のイタリア人、ヤニック・シナーが第32シードのアレクサンダー・ブブリクを7-6(5)、6-4で破り、ATPツアー公式戦の上位大会で自身初のベスト8入りを果たした。

ブブリクは、第21シードのシナーを祝福し、微笑んだ。

ブブリクは「人間じゃない。15歳で、こんなプレーができるのか?いい試合だった。」と冗談を言った。

シナ―は、4月2日にバウティスタ・アグートと対戦する。

サッカリが第2セットをアグレッシブにストロークを仕掛け、大坂はファーストサーブが入る確率が41%と安定感を欠いた。サッカリはうまく対応し、大坂にミスが出るまでラリーを繰り返した。

サッカリは「これまでで最高のテニスだったとは思わない。自分のやるべきことをやれた」と語った。

大坂は第1ゲームで40-0のリードを奪ったものの、第2セットまでサーブでポイントを獲得できなかった。スランプを脱し、最高のプレーで応えたとき、小さな群衆から大きな拍手喝采を受けた。

しかし、サッカリはラリーを続けた。 40-0から、5連続ポイントを獲得し、会場が沸いた素晴らしいリターンが決まり、5-4のリードを奪った。それから冷静な試合運びで勝利を手にした。

サッカリは「心から楽しんだ」と語った。

AP

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