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首長国のファイターたちがアブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権で大きなインパクトを残す準備を整える

アブダビ・グランドスラムでのUAEの成功は、来週のワールド・プロフェッショナル柔術選手権に向けて幸先の良いものとなった。(UAEJJF)
アブダビ・グランドスラムでのUAEの成功は、来週のワールド・プロフェッショナル柔術選手権に向けて幸先の良いものとなった。(UAEJJF)
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05 Apr 2021 10:04:30 GMT9
05 Apr 2021 10:04:30 GMT9
  • UAEは2日間のアブダビ・グランドスラムのさまざまな階級や帯クラスで7個の金メダル、12個の銀メダル、9個の銅メダルを獲得した

アラブニュース

ドバイ:UAEのトップ柔術ファイターたちが、週末に柔術アリーナで行われたAJPツアーのアブダビ・グランドスラムで合計28個のメダルを獲得し、アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権(ADWPJJC)に向け順調にウォーミングアップをした。

ザイド・アルカセーリ(56kg)、オマール・アルファドリ(62kg)、モハメド・アルアムリ(77kg)の3人は、紫帯部門のそれぞれの階級で金メダルを獲得し、世界最高の選手にも勝てる可能性を示した。

女子部門では、ワディマ・アルヤフェイ(49 kg)とマリアム・アルアメリ(95 kg)が銀メダルを獲得し、一方でシューク・アルダンハニ(49 kg)、アシュワク・アルクーリ(55 kg)、バシエ・アルマトロオシ(62 kg)の3人は紫帯部門で銅メダルを持ち帰った。

これに加え、マスターズ1クラスのハイサム・ハナウィ(62kg)と、マスターズ2クラスのアブドゥッラー・アルマルズーキ(77 kg)、ラッシュド・アルナクビ(94 kg)、ハリファ・アンディーズ(120 kg)がUAEの金メダル数に加わった。

UAEはそのメダル獲得数により、92,400ポイントを獲得し、国別ランキングリストでブラジルに次ぐ2位を確保した。ブラジルはこのスポーツにおいて優位に立っており、合計308,400ポイントを獲得して余裕のリードを広げた。クラブ別ランキングでは、パーム・スポーツチーム777(107,100ポイント)がアルワフダ(84,600)とコマンドー・グループ(52,200)を押さえて1位に就いた。

最近のAJPツアーイベントで連勝しモスクワで金メダルを獲得したアルファドリは、今回のトーナメントのタイミングと競争のレベルが、自身の準備に完璧な仕上げをもたらしたと述べた。

「自分の部門には本当に強いファイターが何人かおり、これまで直面したことのない相手もいた」と、彼は話した。

「ファイティングスタイルを全く知らないファイターと戦うことは、同じような課題に直面するADWPJJCへの出場前に、自身の準備をする完璧な方法となった。このトーナメントが重要な大会に向けて予定されたことを嬉しく思う。ADWPJJCに多くの前向きな勢いをもたらすと信じている」

アルアムリは、ブラジルのカドミエル・ファリアスからの強力な挑戦を打ち負かし、77kg部門の勝者となった。アルワフダは、南米の選手たちが強い部門で競うチャンスは、まさに自分が求めていたものと述べた。

「今朝の私の目標は、できる限り長くマットの上にとどまることに集中し、すべての試合を最後まで闘い抜き、できるだけ長く試合を続けられるように心と体の状態を整えることだった」と、アルアムリは語った。「最終的にものごとは本当に上手く行き、良いリズムを作ることができた。金メダルによって本当に自信が高まった。今はADWPJJCでも同じように上手くやれることを目指している」

ADWPJJCの主催者であるUAEJJFのファハド・アルシャムシ事務局長は、今回のグランドスラムに対して受けた前向きな反応は、UAEが国際的な柔術コミュニティを自国のイベントに迎え入れる準備ができていることの証拠であると述べた。

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