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日本のとある町、COVID-19支援金で巨大イカの建立

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の助成金で建てられた巨大イカ像は、日本の石川県能登町で見ることができる。2021年4月13日、この静止動画はソーシャルメディアのビデオから取得したもの。(ロイター通信)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の助成金で建てられた巨大イカ像は、日本の石川県能登町で見ることができる。2021年4月13日、この静止動画はソーシャルメディアのビデオから取得したもの。(ロイター通信)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の助成金で建てられた巨大イカ像は、日本の石川県能登町で見ることができる。2021年4月13日、この静止動画はソーシャルメディアのビデオから取得したもの。(ロイター通信)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の助成金で建てられた巨大イカ像は、日本の石川県能登町で見ることができる。2021年4月13日、この静止動画はソーシャルメディアのビデオから取得したもの。(ロイター通信)
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05 May 2021 08:05:12 GMT9
05 May 2021 08:05:12 GMT9

東京:日本西部のとある沿岸の町が、政府から交付されたコロナウイルス支援金の一部を使い、観光推進を願って巨大イカ像を建立し、ソーシャルメディアで怒りを買っている。

国内メディアによると、石川県能登町は、パンデミック(感染症の世界的大流行)の最中、地方経済を後押しするための援助計画の一環として、政府から8億円(731万ドル)の助成金を交付された。

能登町はその資金の内、2,500万円を高さ4m、長さ9mの像の制作費の一部に当てたと、国内メディアは伝えた。建設の総費用は約3,000万円だったと言われている。

日本はコロナウイルス感染症の第4波と戦っており、パンデミックに起因する経済不振からの回復を促すため、内閣は12月に7,080億ドルの緊急経済対策を承認した。

国内メディアによれば、イカは能登町の特産品で、その像の建設は、町の水産業についての認知度を高め、観光を推進するための「長期的な戦略」の一部だと、地元自治体職員は述べた。

ロイター通信は能登町役場に電話をしたが、応答者は報道機関に話をする権限を持っていないということだった。日本の官庁施設はゴールデンウイークのため5日は閉まっている。

地元メディアによると、交付金は具体的にコロナウイルス患者の治療関係の支出用として指定はされておらず、石川県の感染率は日本の他地域に比べて低い。

しかし、一部の人々はツイッターに投稿し、それらの資金を他の目的に使用すべきではなかったのかと疑問を投げかけている。

「どう見ても、これは間違っています。そのお金は返さなければなりません」と、あるツイッターのユーザーは述べた。

ピンクのイカの建設は2020年の10月に始まり、完成した像は今年3月にようやく現在の設置場所に移されたと、地元メディアは伝えた。

ロイター通信

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