政府は、安全保障や危機管理を担当する高橋憲一官房副長官補の後任に、防衛省の鈴木敦夫前事務次官を充てる方向で検討に入った。関係者が21日、明らかにした。
防衛次官経験者を起用すれば、高橋氏に続いて2代連続となる。
鈴木氏は2022年7月、防衛次官に就任。同年末の国家安全保障戦略など関連3文書の改定に携わった。政府が取り組む防衛力強化に向けて適任と判断したとみられる。
時事通信