東京:外国特派員協会(FCCJ)は火曜日に、アルジャジーラ放送局の事務所を閉鎖するイスラエルの決定に抗議する世界中の報道機関に加わった。
FCCJが発令した声明文によると、「アルジャジーラは、ガザからの報道を続ける最後の国際メディアの1つです。ハマスとのイスラエルの持続的な戦争中、ネットワークのジャーナリストは”複数の脅威”に直面しています」と述べている。
「FCCJは、イスラエルの決定を非難する国連人権事務所(OHCHR)、報道者委員会(CPJ)、および他の国際メディアや人権監視団体に加わる」と述べている。
FCCJの声明には、イスラエル警察が週末にエルサレムのカタール拠点の放送局を襲撃し、ラップトップ・パソコンや放送機器を押収したという複数のニュースレポートが引用されている。
この閉鎖は、4月1日に外国放送機関を「イスラエルの安全を実質的に損なう」ものとして閉鎖することを許可する法律の成立に続くものである。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「ハマスの言論機関を国から排除する時が来た」と述べている。
イスラエルは、アルジャジーラがガザ地区の軍事に関する機密情報を流出していたと非難しているが、一方で、アルジャジーラは、イスラエルの行動が「国際法や人道法に違反している」と述べ、ガザへの戦争の開始以来、140人以上のパレスチナのジャーナリストが殺害されたとしている。
FCCJの声明は次のように締めくくられている。「アルジャジーラの閉鎖は、イスラエル人を守ることとは関係がないが、イスラエル政府がガザでの行動を隠そうとしているとの疑いを強めるでしょう。私たちは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の政府に対し、閉鎖を撤回し、ジャーナリストと自由なメディアの活動をより保護するよう強く求める」