アラブニュース・ジャパン
東京: 走り高跳びの世界チャンピオン、ムタズエサは、日曜日に世界陸連コンチネンタルツアーゴールドシリーズの一部として行われた「READY STEADY TOKYO陸上」の公式テスト大会に初出場し、自己ベストの2メートル33を超えることができず、2メートル30に落ち着いた。
五輪のメインスタジアムである新しい国立競技場では、海外から9人を含む約420人の陸上選手が33種目(男性16種目、女性17種目)に参加した。新型コロナウイルス感染症対策の一環として、無観客で行われた。
バルシムは2メートル30を3回楽々とクリアしたが、2メートル33を超えることはできなかった。彼は日本人選手と拮抗していた4本目も失敗した。
しかしこの大会は、批判が高まる中、五輪を開催するという国際オリンピック委員会と日本の決意を示すための一歩と考えられていた。
開催に反対する約100人が競技場周辺に集まり、人命を優先すべきだとして五輪の中止を求めた。彼らが掲げた旗の中には「オリンピックは貧しい人々を殺す」と書いてあるものがあった。
世界陸連のセバスチャン・コー会長はこのイベントに出席し、五輪開催への決意を強めた。コーツ氏は夕方、約100人の記者団に対し、日本の懸念は理解できるがオリンピックの開催を決意している、と述べた。