
シャムス・エル・ムトワリ
ドバイ: 日本マクドナルドが、昔のマスコットキャラである「スピーディー」を一時的に復活させる。お馴染みとなっているマクドナルドの通常の食品パッケージに代わり、5月末から8月末まではこのキャラクターのついたパッケージが使われる。
スピーディーは、シェフとハンバーガーを組み合わせたキャラクターで、親しまれるマクドナルドハンバーガーとファストフードのイメージを表現している。また、このキャラクターは「I’m Speedee(私はスピーディー)」と書かれた看板を手に持ち、上には独特のフォントで「McDonald’s(マクドナルド)」と書かれている。
スピーディーは、カリフォルニア州でマクドナルドが創業した当初に登場し、後に、1963年に登場したロナルド・マクドナルドに取って代わられた。
期間限定のこのパッケージは、日本マクドナルドのオープンから今年で50周年を迎えるのを記念してデザインされたもので、一時的にレトロ感を出すことを目的としている。
スピーディーというキャラクターは、ハンバーガーを15セントで販売することで知られるマクドナルドのサービス形態「スピーディー・サービスシステム」から来ている。
米国で創業者のディック・マクドナルドとマック・マクドナルドが、15セントのハンバーガーや、シェイク、フライドポテトといった限られたメニューを出す「スピーディー・サービスシステム」なるものを完成させたと、マクドナルドの公式サイトには書かれている。
ファストフードチェーンの創業者である彼らは事業を急成長させ、マクドナルド利用者が今日知るような、そして今日愛するような、現在の形へと変貌させていったのだ。
日本マクドナルドは、1971年に第1号店をオープンし、そこから日本だけで2900店舗を展開するまでに拡大した。