
ディーマ・アル・フデール
ジェッダ:保健の専門家は保健対策と予防措置の継続的遵守を主張し、サウジアラビアではパンデミックは終息すると予見している。2回目のワクチン接種を受ける人が増えているからだ。
感染症コンサルタントのハリド・アリラ博士は、テレビ局アルイフバリヤのインタビューで、新型コロナワクチンの2回目の接種を受ければ、サウジアラビアではパンデミックは3~6カ月以内に終息するはずだと述べた。社会の他の人々と同じように、12~18歳の年齢層にワクチン接種を行うことで、ここ数日観察されているように、流行曲線は変化するだろうと同氏は述べた。
「重症患者や集中治療患者、死者が減れば減るほど、パンデミックの終息へのより前向きな兆しが見られる」とアリラ氏は話した。
サウジではここ数日、新型コロナの新規感染者数が大幅に減少した。同国の新型コロナ新規感染者数は、日曜日は731人、月曜日は796人、火曜日は864人、水曜日は751人、木曜日は766人、金曜日は681人、土曜日は609人で、累計感染者数は53万7983人に増加した。
当局は新規回復者1651人を報告し、回復者は累計52万2009人になった。回復者が多いことから、進行中の患者も大幅に減少している。進行中の患者は現在7575人だけで、そのうち1360人が重症。
新規感染者が最も多かったのはリヤド地域(161人)とメッカ地域(106人)だった。サウジの他の地域では100人を下回っており、ジャウフの土曜日の感染者はわずか10人だった。
新たに11人が死亡し、死者数は8399人に増加した。
サウジでは新型コロナワクチンがこれまでに3160万回以上投与されている。100人に対して90.79回の割合だ。サウジ国民の59.51%以上が新型コロナワクチンの接種を少なくとも1回は受けている。24時間以内に実施されたPCR検査は6万9636件で、サウジの累計検査数は2630万件以上に増加した。