アラブニュース・ジャパン
東京:日本の特許庁は、自動運転の高精度デジタル地図生成に関する特許を特願第2020-090099号ムハンマド・アッディバージャ博士名義で出願した。
金沢大学高度モビリティ研究所(AD-MORE)助教授のアッディバージャ博士はアラブニュース・ジャパンに対し、「このアイデアは独創性を確認するため、専門機関によって国際的な科学出版物だけでなく全世界の類似特許との比較が行われた」と語った。金沢大学は、専門機関が同大学に提出したレポートに基づいて、科学委員会のいくつかの段階の審査を経て特許登録手続きを開始し、日本の特許庁に出願した。
パレスチナ系シリア人であるアッディバージャ博士によると、このシステムは世界最長の地下トンネルである柳瀬トンネルをはじめ、さまざまな都市環境や道路ジャンクションでテストが行われた。
生成されたHDマップは精度やスケーラビリティにおいて、正確で高価な位置測定システム(GNSS/INS-RTK)を上回った。実際の道路上における自動運転中の車両の位置測定精度を向上させたという。