


アミン・アッバス
中東北アフリカ地域におけるビデオゲーム流通をリードするZamZam Distributionが、スクウェア・エニックス、カプコン、コナミ、バンダイナムコをはじめとする日本のデベロッパーらによるビデオゲームを取り扱う初の小売店、Z Gamesをドバイモールにオープンさせた。
オープニングセレモニーには、ZamZam Distributionのムハマド・イクバルCEO、プレイステーション・ミドルイーストのゼネラルマネージャーを務めるロバート・フィッサー氏、ゲーミングコミュニティの面々、報道関係者らが集まった。
「お気に入りのゲームを効率的かつ特別な方法で探したいというゲーマーの方々を中心に、お客様にユニークな体験をお届けしたいというのが我々のビジョンです。Z Gamesでは、カテゴリー(アクション、アドベンチャー、RPG、スポーツ等)別にゲームをフィーチャーしています。なぜなら、多くの小売店ではそのような取り組みが行われていなかったり、ビデオゲーム売り場の規模が小さかったりするからです」アラブニュース・ジャパンに対し、イクバル氏はそう語った。
「お気に入りのゲームをパッケージ版でコレクションしたいというゲーマーの方もいます。そういう方のために、当店ではできるだけ多くのゲームをお手頃価格で提供できるよう注力しています。現在ゲームのデジタル市場は急速に成長していますが、中には一定期間後にデジタルストアから削除されてしまうゲームもあるので、パッケージ版を手に入れておきたいというゲーマーの方もいます」
イクバル氏は、ゲームおよびゲーム周辺機器を中東で入手しやすくすることを目標に、UAEとサウジアラビアを含めた同地域で25店舗のオープンを計画しているという。
「Z Gamesの成長軌道は、中東のゲーム産業の発展と拡大において積極的な役割を担っていくという我々のビジョンと一致しています。お客様とパートナーの皆様には今後の我々の歩みをご支援いただき、共にビジョンを実現させられることを願っています」
Z Gamesは、インタラクティブゲーミングを促進し、中東のゲーム産業支援を目指すゲーム専門店。新旧のゲーム以外にも、有名ブランドのゲーム周辺機器やゲーミングハードウェア、コンソール機、さらにはアクションフィギュアや記念品なども取り扱っている。