


シャムス・エル・ムタワリ
ドバイ: ドバイで人気の日本食レストラン「富士屋」。ダウンタウンにある新店舗では、質の高い居酒屋スタイルの料理の提供だけではなく、毎週火曜日の午後6時から午後8時まで、書道のワークショップを開催している。
ワークショップは、同店パートナーである早川晃央氏と、書道の経験豊富な講師が担当する。
「書道の筆の使い方や、日本の文字の書き方などを初心者向けに教えてくれます」と、ワークショップに参加した男性はアラブニュース・ジャパンに語った。
また、コンセプトは週ごとに変わり、自分の名前を日本語で書くことも教わることができる。料金は無料だ。
早川氏は、この地域の他のレストランでは得られない、ユニークな体験をお客様に提供したいと考え、このワークショップを始めることにした。
同氏は、日本の文化はとても豊かであり、海外に住んでいるからこそ、その文化の要素を「世界に伝えたい」と話してくれた。
書道は日本において、伝統的な文化である。「最近は携帯電話やパソコンの普及により、以前のように鉛筆やペンで書くことが少なくなりました。しかし、私たちはこの美しい文化を守り、次の世代に伝えていきたいと思っています」と早川氏は続けた。
書道のワークショップは今後3ヶ月間、毎週行われる予定で、その後は茶道や華道のワークショップを開催することも検討しているという。
2018年11月にドバイにオープンした「富士屋」は、純粋な日本食を提供することをコンセプトとし、ドバイの在留邦人や地元の人たちの人気店となった。
その成功を受けて、2021年には新店舗をオープン。日本の焼肉、鍋料理、天ぷら、寿司など、様々な料理を提供している。