
クラレト・モンソレート
日本ではチョコレート菓子の「キットカット」を主に受験に臨む学生に渡すことは、縁起の良い風習と考えられている。
それを踏まえると、日本人が1日約500万個のキットカットを消費しているとしたネスレ日本の発表にも驚きはない。
ネスレ日本は現在、新たなアニメーション宣伝映像の中でその情緒的な要素を活かしている。
山田尚子氏の手がけたこの短いアニメーションは、「きっかけは、キットカットで。」というキットカットの新たなキャンペーンの一環だ。
映像では、カップルがキットカットを覆うようにして手をつないでいるシーンから、学校で学生らがキットカットを手に持っている場面へと移る様子が描写されている。
一連のシーンには次のようなナレーションが付されている。「想いを伝えるきっかけも。出会いにときめくきっかけも。夢を叶えるきっかけも。」
アニメーションは、ネスレ日本・キットカットの昔ながらの定番品、抹茶味、全粒粉ビスケット、ダークチョコレート味といった各製品の紹介により締めくくられている。