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日本の文化を生かしたスターバックス ジャパン独自の店舗デザイン

2011年に福岡にオープンしたスターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店は、伝統と現代を融合させた店舗である。(Shutterstock)
2011年に福岡にオープンしたスターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店は、伝統と現代を融合させた店舗である。(Shutterstock)
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10 Jun 2022 08:06:43 GMT9
10 Jun 2022 08:06:43 GMT9

ナダル・サモーリ 

日本とスターバックスの関係は独特である。1996年に北米以外で初めて海外進出した国という点でもそうだが、日本には日本独自の文化を反映した独自のデザインのスターバックスが何店か存在する。

スターバックス ジャパンは、日本庭園や「縁側」と呼ばれる回廊のようなテラスからインスピレーションを得て、文化的な建築要素をコーヒーショップのデザインに取り入れている。

埼玉県のスターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店は、2018年に地元産の杉を使った伝統的な蔵造りの店舗として建設された。江戸時代から保存されてきた地域の町並みに、美しく調和している。傾斜した木造の屋根にグレーの陶器瓦を載せ、ブランド名が書かれた大きな横木の板を置き、入り口には伝統的な雰囲気を醸し出している暖簾を掛けている。座布団は地元の川越唐桟という着物生地で製作した。

三重県にあるスターバックス コーヒー 伊勢 内宮前店もほぼ同じ構成で、昔ながらの文化が誇らしげに受け継がれている。

東京を拠点に活動するプロダクトおよびインテリアデザイナーの中西香菜氏は、「京都では、都市景観を守るために建築物の制限があります。しかしスターバックスには、それを次の次元に発展させて、その土地に由来する文化、歴史、芸術を取り入れた店舗があります。その一例が、スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店の畳スペースです。靴を脱いでくつろぐという伝統的な文化に敬意を表しています。これらの店舗は、日本の文化に溶け込むと同時に、新しいコーヒーの楽しみ方を提案しているのです」と語る。

京都にある築100年の日本家屋を改装して2017年にオープンしたスターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店。外観は当時のまま、店内には地元産の布が敷かれた畳があり、優雅な庭園が見渡せる。

スターバックス コーヒー 富山環水公園店には、日本の神社の正面入口の基壇をイメージした高台がある。

2011年に福岡にオープンしたスターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店は、伝統と現代を融合させた店舗である。設計は、日本を代表する建築家であり、木目を中心とした質感を強調することで有名な隈研吾氏。この店舗は、日本の寺院や神社で使われているような木材を2,000本以上も網のように交差させたデザインになっている。 

スターバックスやタリーズやダンキンドーナツなど国際的ブランドのグローバルチェーン店が登場する以前の日本のコーヒーショップは、伝統的な茶店のように小さくシンプルであり、「お茶を飲む店」を意味する「喫茶店」と呼ばれていた。

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