




ナダ・ジャン
ジェッダ:日本の伝説的バンドFLOWは2度目に訪れたサウジアラビアで9日、「ジェッダ・シーズン2022」の一環として設けられた「アニメ・ビレッジ」の「シティウォーク」ゾーンで大きなコンサートを開いた。
サウジアラビア中から集まった数百人のファンに囲まれてFLOWは「CHA-LA HEAD-CHA-LA」「GO!!!」「Sign」「COLORS」「WORLD END」など、最も人気の曲をいくつか披露した。
FLOWは、特にアニメや漫画が好きな「オタク」界隈では、世界的に知られ愛されているロックバンドで、『ナルト』『コードギアス』『デュラララ』『七つの大罪』『ドラゴンボール』などのシリーズで歌を披露している。
数年間FLOWのファンのスルタン・タムボーシさん(28)は『ナルト』と『コードギアス』を通じてFLOWを知るようになった。
「週末のスケジュールを確認していたらFLOWのコンサートが開かれるという発表に出くわして、自分の目を疑いました」と彼は言う。「目の前で見られるなんて本当に興奮しました。予想すらしていないことでした!」
1998年にデビューしたFLOWは、ボーカルのKOHSHIとKEIGO、ドラムスのIWASAKI、ベースのGOT’S、ギターのTAKEの5人組だ。2022年4月の時点で、FLOWはシングル38枚、 GRANRODEOとのコラボシングル2枚、スタジオアルバム11枚をリリースしている。
「『ナルト』のアニメを通じてFLOWを知りました」とラヤン・カーンさん(24)。「コンサートでは鳥肌が立ちました。前はデバイスで見ていたのに今では目の前でパフォーマンスして、一緒に音楽を楽しんで、跳び回ってと言ってくれたり。気持ちを言葉にできません」
エマン・アルサラージさん(22)は「夢が叶ったようです。いつか実際に会えるだなんて考えたこともなかったけど、叶いました!そして『ナルト』の『GO!!!』を演奏したときには一緒に歌いました」と言った。
アラブニュースとの独占インタビューで、FLOWは2度目のサウジアラビア訪問でジェッダに来られたことをとても喜んでいた。
「初めて来た時はリヤドで、今回はジェッダに来ました。サウジアラビアのファンの前でライブパフォーマンスができてとても楽しかったです。みなさんとても印象深かったです」とFLOWのメンバーは言った。
5人は「ジェッダ・シーズン」自体にも、たくさんの楽しくシェアできることがあったようで、コンサートの前に「シティウォーク」を歩き回ってゲームをして楽しんだと話してくれた。FLOWはその日2本の動画をTwitterに投稿している。最初の動画ではギターのTAKEがバンジージャンプをしており、2本目では全員が熱気球に乗っている様子が映されている。
「サウジアラビアに来れて幸せです、サウジアラビアの皆さんの反応を見れて幸せです」と言い足し、「今回はより大きなパフォーマンスをお届けできることを約束します。心から皆さんに感謝しています」
コンサートが終わって、いつもの通りFLOWはファンとのグループ写真を撮影し、それをTwitterにシェアし「ここでのパフォーマンスが終わりました!!観客の皆さん、そして現地スタッフの皆さん、今回のイベントを実現させてくれてありがとう!」と投稿した。
9日の夕方、FLOWは「アニメ・ビレッジ」にいるバンドメンバーの写真をTwitterにシェアして「今夜演奏する『アニメ・ビレッジ』に来ています。アニメのテーマパークみたいです!最高です」と投稿した。
5人のメンバーとそのチームは9日の朝にジェッダに到着した。
FLOWにとってはコロナ禍になってから初めての海外コンサートだった。日本ではロックダウンが解除されてから複数回パフォーマンスしていた。