• 柔術世界選手権が10月29日、アブダビで開幕する
• アブダビ世界プロ柔術選手権は11月11～19日に行われる

アラブニュース

アブダビ：UAE柔術連盟（UAEJJF）は、29日から始まる2つの世界選手権大会を含む「柔術月間」の準備を終えたと発表した。

第27回柔術世界選手権が、アブダビ執行評議会委員兼執行事務局長のシェイク・カリード・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン氏の後援の下、10月29日から11月8日までの日程で行われる。

また、アラブ首長国連邦（UAE）のムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領の後援の下、第14回アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権が、11月11日から19日までの日程で開催される。

アブダビ・スポーツ評議会のアレフ・アル・アワニ事務局長は、「アブダビ世界プロ柔術選手権と柔術世界選手権を開催することは、アブダビが世界の柔術の中心地として特別な地位にあることの証だ」と述べた。

またアワニ氏は、「UAE柔術連盟が、効果的な計画と戦略を立てて、柔術の普及と競技人口の拡大に努めていることに賛辞を送りたい。そうした努力によって、柔術の世界的な推進者としてのUAEの評価が再確認されている」と述べた。

2つの大会期間中、100ヵ国以上からの計7,000人以上の選手が、アブダビの柔術アリーナのマットに立つと見込まれている。

「これから数週間、アブダビは柔術界全体の注目の的になる。20日間という期間で、国際柔術スポーツの暦の中でも最も権威のある2つの選手権が開催されるからだ」。UAE柔術連盟のムハンマド・サレム・アル・ダヘリ副会長はこのように述べた。「これらの世界クラスのイベントを開くことにより、アブダビの世界的な柔術の首都としての紛れもない地位、そして世界を魅了する大規模なスポーツイベントを開催する都市としての能力が、確認されることになる」

さらに同副会長は、「アブダビには、ホテル、トレーニングセンター、交通機関、競技会場などの必要なインフラが整っており、世界中から何千人もの選手を受け入れる準備ができている。そうした選手たちがアブダビに到着してから出国するまで、専任のスタッフがお世話をすることになる」と述べた。

「私たちUAEナショナルチームのヒーローたちは、バーミンガムでの世界大会を含め、この数ヵ月の大会で味わった喜びをもう一度味わいたいと考えている」

アル・ダヘリ副会長は、最も権威のある国際大会を開催している間のUAEJJFのパートナー、スポンサー、メディア関係者によるサポートに対し、感謝の意を表した。

国際柔術連盟のヨアヒム・トゥムファート事務局長は、次のように述べた。「アブダビの地で、3年連続で選手権を開催できることを誇りに思う。一流のインフラとスポーツ施設を持つこの都市は、世界各国の選手たちを大いに歓迎し、励ましてきた。過去2回の選手権は大成功を収めており、好意的な反応が圧倒的だった」

DCT（アブダビ）戦略部門のエグゼクティブディレクターであるサイード・アリ・オベイド・アル・ファザリ氏は、以下のように付言した。「柔術月間の開催は、アブダビの主要国際イベントの暦における転換点であり、重要な競技を開催できるというアラブ首長国連邦の潜在能力を証明するものだ。今やアブダビは、プロ選手やチャンピオンに好まれる場所となっている。また私たちは、アリーナに新しいフィットネス地区を立ち上げることを誇りに思っている。この地区には、フィットネス専用のエリアがあり、さまざまな活動が行われる予定となっている」