




ダイアナ・ファラー
ドバイ:東京都は、東京諸島で水揚げされた魚の試食会をドバイで開催し、日本から直送された海の幸を紹介した。
ドバイの本格日本食レストラン「友(TOMO)」で開催されたこのイベントでは、金目鯛、アカハタ、カンパチ、アオダイ、メダイ、浜鯛などの、日本産の魚が紹介された。
魚は、高橋智寿シェフの手によって、寿司、刺身、フィレなど様々な形でゲストに提供された。
高橋シェフは「友」の元オーナーで、36年以上にわたり湾岸諸国で、各国の首相や世界中のVIPに日本食を振舞ってきた。
このイベントには、東京都の産業労働局農林水産部長 藤井大地氏、東京都漁業協同組合連合会専務理事 山口貞治氏、在ドバイ日本国総領事 関口昇氏が出席した。
日本貿易振興機構(JETRO)の支援で行われたこのイベントでは、日本の水産業の紹介や、試食された魚の産地についての説明が行われ、その後、すまし汁、アオダイのフィレ、メダイのフライ、浜鯛の寿司、金目鯛の寿司などの提供された魚料理のプレゼンテーションもおこなわれた。
アラブ首長国連邦と日本は今年、外交関係樹立50周年を迎え、これを記念して多くの文化イベントが企画されている。今回の試食会は、その記念事業の一環として行われた。