「ポケモン」は2023年からも放送されるが、そこにはポケモン最大のスター「ピカチュウ」はもういない。ピカチュウは、25年にわたる向こう見ずな冒険シリーズから引退する。
日本のアニメシリーズであるポケモンは1997年以来、ピカチュウとそのトレーナーの「サトシ」が一連のコンテストにおいて、他のライバルのポケモンキャラクターとのバトルを繰り広げてきた物語だ。
ところでサトシが「ポケモンワールドチャンピオンシップス」でついに優勝したことで、次なる冒険は「リコ」と「ロイ」という新たなキャラクターを中心に展開されることになった。
「新シリーズでは、アクションや冒険、友情やポケモンそれ自体を含む、ポケモンアニメに対するファンの愛がすべて表現されることになります」と、任天堂関係者は伝えた。
ピカチュウとサトシが最初に登場したのは1996年、任天堂「ゲームボーイ」のゲームソフトだった。それが、『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』に匹敵する、世界中の子どもが愛するフランチャイズを生み出すこととなった。
『ポケモン GO』は、現実世界の様々な場所でキャラクターを見つけるという、位置情報と拡張現実を利用したランドマーク・モバイルゲームであり、一種の文化現象となった。
「ニンテンドースイッチ」のポケモン最新作である『スカーレット』と『バイオレット』は、今年11月下旬の発売以降、既に1000万本以上が販売された。
AFP