
【パリ時事】フランスの飲食店格付け本「ミシュランガイド」の2020年仏版が27日、パリで発表され、長野県出身の小林圭さんがシェフを務めるパリ1区のレストラン「ケイ」が三つ星を獲得した。フランスで日本人シェフが三つ星を獲得するのは初めて。
また、北東部ランスにある田中一行さんのレストラン「ラシーヌ」が二つ星に昇格した。
AFP通信によると、小林さんは発表式典で「大変な驚きだ。ありがとうフランス」と喜びを語った。
小林さんは長野県と東京都で料理人として働き、1999年に渡仏。有名シェフのアラン・デュカス氏らの下で修業し、11年に「ケイ」をオープンした。翌12年、ミシュランの一つ星を獲得。17年に日本人で2例目の二つ星に昇格した。
JIJI Press