
ドバイ:毎年開催され、今年で29回目となるドバイ・ボートショーが3月1日、ドバイ・メディア評議会のシェイク・アフマド・ビン・ムハンマド・アル・マクトゥーム議長により正式に開会した。
エミレーツ・ニュース・エージェンシーによると、60カ国以上から1000の企業やブランドが出展するこのイベントは中東最大級のマリンショーとなっている。
最新のラグジュアリースーパーヨットやレジャークラフトが展示され、ボート愛好家にとって市場に出回る関連製品や最新の業界動向をチェックするチャンスになると主催者は話す。
シェイク・マクトゥーム氏はショーにおいて港湾や税関、フリーゾーン企業向けパビリオンを視察し、船舶の所有者がドバイ・マリタイム・シティ局によってオンラインで船舶の検査とチェックを受けることができる「マリンクラフト・スマート・インスペクション・プロジェクト(Marine Craft Smart Inspection Project)」について説明を受けた。安全性確保のため、船舶の主要部分は写真撮影を行い、安全・保安基準に適合しているかどうかチェックされる。
同氏はまた、ドバイ警察のブースや、ボートメーカーのガルフクラフトのブースを訪れ、待望の33.8メートルヨット「マジェスティ111」の初披露を見学した。
第29回ドバイ・ボートショーは3月5日までドバイハーバーで開催される。