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日本のアーティスト、大石暁規氏が自身のアートと成功について語る

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10 Feb 2022 12:02:00 GMT9
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アミン・アッバス

大石暁規(おおいし あきのり)氏は、国際的に高く評価され、数々の賞を受賞している日本のマルチメディアアーティストである。2001年にはフランス国際マルチメディア見本市「ミリア(MILIA)」で新人賞を受賞した。スイス・ローザンヌ州立美術大学で客員講師を務めた後、2004年に帰国し、三菱電機、ユニクロ、日本コカ・コーラなどのイラストや広告を含めた日本のアートシーンに積極的に参加している。

近年では、中国、香港、台湾などにも広く作品を展開している。大石氏は、アラブニュース・ジャパンの独占インタビューで、この分野で20年間活動してきた経緯を語ってくれた。その活躍は、フランスのカンヌで開催された、前述のミリア2001新人賞受賞をきっかけに始まった。

「それから20年経っても変わらず、私のデザインアイコンは『アキ・スマイル』とも呼ばれるスマイルで、毎日スケッチブックにも小さなキャラクターを描いています」と語る。

グラフィックアーティストとしてのキャリアを確立したことについて、大石氏は「グラフィックは無限の可能性を秘めていると思います」と語り、生涯を通じてアートに情熱を捧げるつもりだという。

「私の初期の代表作は、CD-ROMを使ったインタラクティブな作品でした。90年代後半、CD-ROMはその時代の最先端を走っていました。インターネットが登場し、パソコンが個人の道具になったことで時代は変わりました。90年代に通っていた美術大学で絵画を学んでいた私は、そこではすべてがクラシックに思えて、もっと未来の技術を使って自分の絵を発展させたいと、強く思っていました。そこで、日本にあるメディアデザインの専門学校、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に入学しました」

プロジェクトで直面する課題について、大石氏は「クライアントやチームなど、他者とパートナーを組むアーティストは、成功のために十分なコミュニケーションをとるべきです」と語る。

また、アーティストは自分の心をオープンにして、楽しいと思える本物の作品を作ること、自分の仕事を大切にすること、困難や障害があっても粘り強く取り組むことが大切だと語った。

中東地域への印象について、大石氏は次のように述べている。「初めて中東を訪れたのは12年ほど前で、ドバイでした。ドバイは近年急速に発展した都市で、誰もが魅了されると聞いていました。自分の目で本当の街を見てみたい、現地の人に会ってみたいと、強く思っていました」と語る。

2011年には、エミレーツ航空の機内誌の表紙イラストデザインを担当する機会を得た。

「私のアキ・スマイルと小さなキャラクターたちのアートワークが、エミレーツ航空を利用する世界中の人たちに見てもらえたのです。これは私にとって大きな喜びでした!」

また、彼が「とても敬意を払っている」とする、モスクの建築物やイスラム教の装飾デザインなど、中東の文化に触れることができたことについても情熱的に語ってくれた。

2012年には、「光栄にもアブダビの『アートハブ』のアートレジデンスに招待され、1ヶ月間滞在しました。UAEで多くの地元の人々と実際に交流する機会を得たことは、より有意義なことでした」と彼は語った。

レジデンスプログラムでは、イスラム教についての知識を深め、アブダビのシェイク・ザイード・グランド・モスクに感動したことを話してくれた。

また、アルホスン(ALHOSN)大学での講義では大学生との交流もあり、若い才能との出会いもあった。

大石氏の今後のプロジェクトについては、大きなプロジェクトを継続しながら、自分のアートを活かしていきたいと語った。

大石氏は、アーティストを目指す人へのアドバイスとして、自分を信じ、「自分の夢のためにベストを尽くすこと、自分のアートを楽しむこと、そして幸せになること」と話した。

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