リヤド:受賞歴あるiPhoneフォトグラファーで旅人のアンナ愛子氏によれば、王国にはあなたを包み込む独特の魅力がある。
フランス系日本人の愛子氏は直近のThe Mayman Showにゲストとして登場した。彼女は最近王国を訪れたとのことだが、その経験から、ただただ王国を賞賛する。
「この国は、瞬間、エネルギー、人々、美、幸福感、すべてが混ざり合ってできています」。彼女はこう語った。
「なんと言えばいいか…とても影響を受けてしまいます」
国中を旅している愛子氏は、「この国の建築がとても好きです。それは自然と融合し、遺産を守っています」と付け加えた。
「人々の心、人の歓迎する時の様子、ホスピタリティ。この国に来るたびに多くのことを発見します。私はサウジアラビアには隠れた名所や隠れた美がたくさんあることを知っています」
「もっともっと多くのことを発見したいと心から思っています。これは私の夢です」
ラクダに乗って写真を撮りながらアラビア半島を旅してきた愛子氏は、急成長する王国の観光業界にワクワクしている。
「サウジアラビアが開かれていき、成長していることを本当に嬉しく思います」。彼女はこう語った。
「この国はテクノロジーと遺産を結びつけています。それは、遺産を守りながら未来を見据えている日本と似ています」
愛子氏は、サウジアラビアのホスピタリティは他に例のないものだが、日本の習慣と似ている点もあると考えている。
「日本では、誰かが来ると、まずはお茶やコーヒーなどを出し、それから和菓子を出すこともあるでしょう」。彼女はこう語った。
「サウジアラビアは本当に、本当に日本とよく似ていて、いつも尊敬の念を持って人と接し、また家族とも同様に接します」
愛子氏の記憶に最もよく残っている旅の1つは、彼女がダルブ・ズベイダを体験したときのことだ。
「それはアラビア半島で最も重要な道であり、クーファからメッカへと続く道です」。彼女はこう語った。
「サウジアラビアは非常に広く、また私は2019年にこの国を何度も旅してサウジアラビアにはたくさんの魅力があることを知っていました。改めてその魅力を堪能したいと心から思ういくつかの古代遺跡や古いモスクがありました」。
「王国の旅はいつも素晴らしいものです。なぜなら、地域の様々な側面を発見できるからです」。
「ハーイルを訪れた時には、その風景の魅力を発見して涙があふれました。とても広々とした風景、限りのない様子、たくさんの山々と様々な色彩。春の旅だったので、自然とたくさんの花々を楽しむこともできました」
愛子氏はパリの高級ファッション業界で働くディレクターとしてのキャリアを離れ、2015年に旅を始めた。
「シルクロードを旅しながらiPhoneで多くの写真を撮りました。そして2018年以降、iPhoneフォトグラフィアワードや国際写真賞を何度も受賞しました」。彼女はこう語った。
ある友人がアラビア半島の「エンプティ・クォーター」を横断するために男性を探していたとき、ラクダで旅行するチャンスが訪れた。
「ラクダの乗り方は知りませんでしたが、『女性だけど、私が一緒に行く』と言って72時間後には、ラクダに乗って広大な砂漠を横断するため、サウジアラビア行きの飛行機に乗っていました」。愛子はこう語った。
「祖先たちのように旅をして、自然やラクダと深い繋がりを持ちたいと思いました。それは自然なことで、私たちは一つになりました」