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アニメビレッジ、サウジのファンに映画上映やコンサートなど、忘れられない体験を提供

アニメビレッジでは、映画上映や、音楽の演奏、マンガ家との交流会、クリエーターへのインタビュー、パレードなど、様々なアクティビティが用意されている。(Supplied)
アニメビレッジでは、映画上映や、音楽の演奏、マンガ家との交流会、クリエーターへのインタビュー、パレードなど、様々なアクティビティが用意されている。(Supplied)
アニメビレッジでは、映画上映や、音楽の演奏、マンガ家との交流会、クリエーターへのインタビュー、パレードなど、様々なアクティビティが用意されている。(Supplied)
アニメビレッジでは、映画上映や、音楽の演奏、マンガ家との交流会、クリエーターへのインタビュー、パレードなど、様々なアクティビティが用意されている。(Supplied)
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03 Jun 2022 03:06:50 GMT9
03 Jun 2022 03:06:50 GMT9
  • 大人気シリーズを題材にしたエリアやパフォーマンスがあるシティウォークのアニメテーマゾーンは、サウジアラビアのアニメ・マンガ愛好家に没入体験を与える

ナダ・ジャン

ジェッダ:サウジアラビア王国の多くのアニメファンの夢が叶った。5月19日、ジェッダのシティウォークに、中東で初めてとなるアニメビレッジ(アニメ村)と呼ばれるゾーンがついにオープンした。このエリアは6月末まで開かれる予定である。

アニメビレッジでは、映画上映や、音楽の演奏、マンガ家との交流会、クリエーターへのインタビュー、パレードなど、様々なアクティビティが用意されている。

このゾーンには、「進撃の巨人」「NARUTO」「キャプテン翼」「ガンダム」などの代表的なアニメシリーズをモチーフにしたエリアがいくつかある。

最大の見どころは、人気アニメ「NARUTO」の主な舞台となっている「コノハ村」を再現した場所で、登場人物の等身大フィギュアや、アニメの名場面のアイテムや映像を展示した小さな博物館がある。

2番目に大きなエリアは「アニメイズ」で、訪れた人は、「ハンター×ハンター」「攻殻機動隊」「僕のヒーローアカデミア」「鬼滅の刃」「BLEACH」「呪術廻戦」などの、有名なアニメシリーズについての紹介を読みながら、迷路を歩くことができる。また、迷路の中に展示されたお気に入りのキャラクターと記念撮影をすることもできる。

その他にも、パックマンアーケードゲームや、日本食レストランKimono、ハローキティーストア、中東で初めてオープンした日本のアニメショップ、アニメイトもある。

マンガ専門店は、サウジアラビアのマンガ雑誌 「マンガ・アラビア」が運営している。現地のマンガ雑誌の配布やPR活動のほか、写真撮影ブースや、日本語の名刺、お祝いメイク、子供向けの塗り絵コーナーなども提供している。

また、「進撃の巨人」「ゴジラ」「キャプテン翼」「ガンダム」などのアニメやマンガのコーナーでは、バーチャルリアリティ(VR)ゲームを楽しんだり、好きなキャラクターと記念撮影をすることができる。

このビレッジのグランドオープニングでは、サウジアラビアのユーチューバーによるショー「アニメアイコンショー(Anime Icons Show)」、通称「Aiショー」が行われ、その後にコスプレパレードや、歌手のラシャ・リズク氏によるコンサート、アニメ「呪術廻戦」の上映が行われた。

オープニング2日目は、日本を代表するホラー小説作家である児島都氏と、その夫で映画監督兼俳優兼ホラー小説家兼「ゴジラ」の第一人者であるノーマン・イングランド氏へのライブインタビューとファンとの交流会が行われた。

日本の歌手、藍井エイル氏がサウジアラビアで初のコンサートを開催し、日本のアーティストとして初めてサウジアラビアで公演を行った。彼女はその体験をツイッターで紹介し、次のように書き込んだ。「アニメのブースがたくさんあって、日本のアニメを大好きな人たちがたくさんいて、コスプレしている人もたくさんいた!最高の時間を与えてくれたサウジアラビアに感謝です」

グランドオープニングの最後には、ビレッジが再び児島氏とイングランド氏をステージに招き、コスプレパレードを開催した。締めくくりはRIZK(リズク)がステージで歌声を披露し、DJナリマンと一緒にショーを行った。

アラブニュースの取材に応じたイングランド氏は、サウジアラビア王国での体験について次のように語っている。「私たちはサウジアラビアが大好きです!みんなとても親切だ」。彼はまた、レッドシー・モールで出会った人々の親しみやすさについての話を紹介した。

児島氏は、現地の人がこんなにマンガに興味を持ってくれているとは思わなかったと語り、この短期間のサウジアラビア旅行で、自分の想像が間違っていたことに気づかされたと語った。

「私がここにいたはたった2日間でしたが、サウジアラビアの文化が持つ雰囲気はとてもインパクトがあり、彼らが『マンガ・アラビア』で作り上げた現地のマンガにもそれを感じることができました」

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