
プロボクシングのダブル世界戦は8日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王座決定戦で、同級1位の井上拓真(大橋)が2位のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に3―0で判定勝ちし、王座返り咲きを果たした。
世界ボクシング評議会(WBC)、WBAライトフライ級タイトルマッチでは、統一王者の寺地拳四朗(BMB)が、WBA4位、WBC15位のアンソニー・オラスクアガ(米国)の挑戦を受ける。寺地はWBC王座が2度目、WBA王座は初防衛が懸かる。
キックボクシングなどの格闘技で活躍し、ボクシングに転向した那須川天心(帝拳)はスーパーバンタム級6回戦でデビューし、日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)を3―0の判定で下した。
時事通信