アラブニュース

ジェッダ：12月16日に閉幕したジェッダ・ブックフェアでは、国内、アラブ諸国、外国の出版社1000社以上が400以上のパビリオンで出版物を展示した。

10日間にわたる同フェアは、「文化の港」というスローガンの下、文学・出版・翻訳委員会によってジェッダ・スーパードームで開催された。

同委員会CEOのモハメッド・ハッサン・アルワン氏は、文化分野への揺るぎない支援に対するサウジアラビアの指導者への謝意を表明した。また、文化大臣であるバドル・ビン・アブドゥラー・ビン・ファルハーン王子の指導とフォローアップを賞賛した。

同フェアでは、80件以上のイベントからなる文化プログラムを通じて、包括的かつ総合的な知識が紹介された。セミナー、パネルディスカッション、詩の朗読、コミックや日本の漫画の出版に関するワークショップなども行われた。

独立した自費出版作家を支援するため、同委員会は「サウジアラビアの作家」と呼ばれるコーナーを設け、100冊以上の書籍に触れる機会を提供した。

子供たちは、ショー、演劇、人形劇のワークショップ、書き物や感覚遊びのコーナーなどのエデュテインメント活動を楽しんだ。

ファッション、料理、音楽、コミック制作、ストップモーション、アニメーションなどのワークショップも、国内外の専門家を招いて開催された。

また、「アラブの詩の年2023」イニシアティブも、様々なプラットフォームを通じてフェアで紹介された。

ジェッダ・ブックフェアは、6月のマディーナ、9月のリヤドに続き、文学・出版・翻訳委員会が主催する今年3回目のイベントである。