
アラブニュース
2月14日、東京都は、新しいロゴマーク「Chōju」を作成したことを発表した。東京都の人口は2025年にピークとなり、その後、人口減少時代を迎える一方で、高齢者の数は増加し続けると見込まれている。
「Chōju」は「寿命100年の時代を、高齢者たちが積極的な役割を果たしながら、充実した生活を送る」という東京都のビジョンを示す言葉として使用されている。東京都は、このロゴマークを様々な政策において使用する予定だ。ロゴマークは広く発信され、「Chōju」は世界の共通言語の一つとなるだろう。
「Chōju」マークは「活力」と「心豊か」を「C」の中の笑顔で表現している。また、「J」の上の丸が、日本の国旗(日の丸)をイメージしたデザインとなっている。
ロゴマークの色は、東京都のシンボルマークと同じく、健康のイメージ推進を目的としたグリーンである。
このロゴマークは「Chōju」が、“外国の方々からの関心が高い” 漢字でも表記されている、と東京都は発表の中で述べた。
すでに「Chōju」は、高齢者が「社会の中で互いを支援しあい、心穏やかに」生きることができる思いやりのある社会の構築を目指した「高齢者支援」や、認知症患者らが安心して暮らせる町づくりを目指した「認知症支援」など、幾つかの東京都の政策に関連付けられている。
東京都は「認知症に対する基礎知識、相談サービス、都が実施している研究や研修会の状況などに関する包括的な情報を提供する公式ウェブサイトを開設する」と発表した。