• テヘラン道徳警察による新たな弾圧の中、ナルゲス・モハマディ氏がエビン刑務所から嘆願書を発表

アラブニュース

ジェッダ：獄中のイラン人ノーベル賞受賞者ナルゲス・モハマディ氏は月曜日、女性に頭部を覆うことを強制する新たな弾圧が行われる中、イラン人女性に対し、聖職者による「女性に対する戦争」に抗議するよう促した。

テヘランのエビン刑務所に収監されているモハマディ氏は、イランの女性たちに、当局による逮捕や性的暴行の体験談を共有するよう呼びかけた。

イランは今月、スカーフ着用を強制する全国的な作戦を開始した。女性たちは道徳警察によって逮捕され、警察署に連行されており、ソーシャルメディアでは「女性との戦争」を意味するペルシャ語のハッシュタグが流行している。

「イランの皆さん、芸術家、知識人、労働者、教師、学生……国の内外を問わず、女性に対するこの戦争に抗議してください」とモハマディ氏は刑務所内からのメッセージで述べた。「自分の経験を共有する力を過小評価しないでください。そうすることで、女性蔑視の政府を暴露し、屈服させることができます」。彼女は当局が「すべての女性に対する全面的な戦争がイランを旋風している」と非難した。

彼女は、以前地下鉄の駅で逮捕された際、治安部隊に手錠をかけられ性的暴行を受けたとソーシャルメディア上で告発し、逮捕されたジャーナリストで学生のディナ・ガリバフさんと刑務所で一緒になったという。「何年もの間、私たちは政府の諜報員による暴行、虐待、殴打に耐えてきた多くの女性を目撃してきました」とモハマディ氏は語った。

52歳のモハマディ氏は、イランでの人権擁護運動が評価され、昨年ノーベル平和賞を受賞した。彼女は2021年11月から投獄されており、パリに住む夫と双子の子供には数年間会っていない。