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生涯にわたって日本に魅了されたUAEの起業家がグローバルなビジネスベンチャーを刺激する

14 Oct 2019
2017年撮影のこの写真は、サイフ・アル・ハジリ(左)が日本有数のロボット工学研究室である石川研究室の石川教授と協定に署名した直後のもの。協定はEJMCが推進した。(提供)
2017年撮影のこの写真は、サイフ・アル・ハジリ(左)が日本有数のロボット工学研究室である石川研究室の石川教授と協定に署名した直後のもの。協定はEJMCが推進した。(提供)
Updated 21 Oct 2019
14 Oct 2019

クラレト・モンソレート ドバイ

UAEの起業家が生涯にわたって日本の技術に関心を抱いたことが、グローバルなビジネスベンチャーの隆盛を導いた。

ファハド・アル・アブシの家庭には彼が幼いころからエレクトロニクス巨大企業ソニーの最新製品がたくさんあった。同社共同創業者である盛田昭夫の一代記『MADE IN JAPAN』を読んだ後には、日本のあらゆるものに夢中になった。

後にアブダビと東京にエミレーツ日本マーケティング協議会(EJMC)を設立するというアイデアを生み出す元になったのは、アル・アブシ本人の情熱だった。

現在はEJMCの会長兼代表を務めるアル・アブシは語る。「私が日本の技術に初めて魅了されたのは、本当に幼い頃のことでした。おじが1970年代によく日本を訪れており、常々、日本は違う世界だ、魅力的で、技術は非常に高度だ、と話していました」

「父もまたソニーブランドの大ファンでした。我が家のあらゆるものがソニー製品でした」とも付け加えた。

「1993年にロンドンの大学生だった時期に、『MADE IN JAPAN』という盛田昭夫の一代記を購入しました。そして、日本のすべてが好きになりました。イデオロギー、文化、それにこの偉大なパイオニアが生きている間のソニーの全戦略といったものです」

「(EJMCの)アイデアは、2010年に初めて日本を訪れた際に生まれました。その後、2014年に日本の有名な国際起業家である駒村利之に出会いました。彼はUAEに魅了され、私は日本に魅了されました」

「EJMCを通じてビジネス文化の橋渡しをするというアイデアを売り込んだ私に、駒村は同意してくれました。そうして、EJMCが動き出すようになりました」とアル・アブシはいう。

「後に、瀬川武男を紹介されました。彼が駒村の跡を継いで、当協議会の日本会長に就任しました」

「私たちは協力して、UAEの顧客に価値をもたらす独自のハイテク投資機会を提示しました。次に、アブダビの産業界にアプローチして、両国企業間での先進技術開発に200万ドルの資金調達を差配しました。プロジェクトは2017年に完了し、成功裏に引き継がれました」

アル・アブシはUAEのためにより多くの計画も用意している。「当協議会の基本的な考え方は、両国間のあらゆる事業(B2B)協力に付加価値を提供できるビジネス協議会を確立するというものです」

「今後10年で、アラブ世界と日本のB2Bコミュニティがより拡大するのを期待しています。当協議会は現在ハイテクに重点を置いており、また、Q4(第4四半期)に発表予定の非営利プラットフォームの立ち上げに向けて動いています」

「この新プラットフォームは日本と世界の他の地域との協力を推進する役に立ちます。そして、両地域間に横たわる違いに橋を架けて、人類社会の発展を目指し、この地球上での人類の生活を改善し将来世代のためにそれを維持する有意義な技術と解決策が得られる手助けをします」

「これはまったく新たなモデルであり、共同でより素晴らしい何かを実現できるように、賛同と支援を得られることを願っています」と、アル・アブシは付け加えた。

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