アブダビ:2023年8月22日、カザフスタンのアスタナで開幕するJJIF世界ユース柔術選手権2023に、UAEから86人の選手団が出場すると、UAE柔術連盟が発表した。
44か国から約1100人が参加し、16歳以下、18歳以下、21歳以下の3つの年齢区分および細かく分けられた体重別で競い合う。
ムバダラ投資会社がスポンサーを務めるUAE代表チームは、短期集中トレーニング合宿を行い戦いに備え、7月にモンゴルで開催された世界選手権と、2月にタイで開催されたアジア選手権でシニアチームが達成した勝利に続くことを目指している。
アブダビで開催された昨年の大会では、UAEの16歳以下のチームが19個、18歳以下と21歳以下のチームがともに17個のメダルを獲得した。その結果、UAEは3年連続でチャンピオンに輝いた。
同じくアブダビで開催されたその前の大会では、21歳以下が17個、18歳以下が15個のメダルを獲得している。
UAE柔術連盟の副会長モハメド・サレム・アル・ダヘリ氏は、アスタナでもUAEの選手たちがこの流れに乗り、優勝することを期待していると語った。
「才能あふれるUAE代表チームが再び、国際舞台で素晴らしいパフォーマンスを披露してくれると信じている。彼らは上を目指す気持ちを持ち、また厳しいトレーニングを積み重ね、名誉をもって国を代表し我が国の国旗を高く掲げるための準備を整えてきた」と語った。
「JJIF世界ユース柔術選手権2023は、UAE代表チームにとって5度目の国際大会への出場となる。UAEは過去3度優勝している。選手たちの技を磨く献身的な努力と、最高レベルで戦うことへの熱意は心から称賛に値する。彼らが我が国の誇りとなるのみならず、国中の意欲的なアスリートたちを鼓舞してくれると信じてやまない。」
代表チーム監督のラモン・レモス氏は、選手たちは大会に向け懸命に練習を積んできたと語った。
「代表選手たちは厳しいトレーニングを積み、戦術を磨いてきた。上を目指す意志の強さは、その技術力の高さに匹敵する」と述べた。
「チームの監督として、私は彼らが世界の柔術界に永続的な足跡を残すと確信している。私たちは現在、準備の最終段階にあり、選手たちのフィジカルとメンタルの強化に集中している。彼らが最大限の力を発揮し、皆の心を誇りで満たしてくれると確信している」
21歳以下、56kg級に出場するオマール・アルスワイディ氏は、再び優勝することに向けチーム全員が努力していると語った。
「再びこの素晴らしい舞台に、UAE代表として出場できることに、興奮とともに誇らしい気持ちでいっぱいだ」と述べた。
「技術を披露するだけでなく、真のスポーツマンシップ精神と揺るぎない献身を体現するという決意をチーム全員が共有している」
「私たちは、自分たちに託された大きな責任を十分心得ている。そして、それを果たすことを約束する」