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在京アラブ外交団、新外相との昼食会を主催

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04 Oct 2023 11:10:06 GMT9
04 Oct 2023 11:10:06 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:在京アラブ外交団は水曜日、上川陽子新外相を招き、安全保障やエネルギーなどを主な議題とする昼食会を主催した。
冒頭、在京アラブ外交団長のワリード・シアム駐日パレスチナ常駐総代表部大使は、日本がアラブ世界において果たす役割に高い評価と謝意を表した。
 
シアム氏は、上川氏の就任からわずか20日後に昼食会が開かれたことは意義深い、今後も日・アラブ関係を多角的に発展させていきたいと述べた。
 
これに対し上川氏は、国際社会は歴史の転換点にあって中東地域自体も大きな変動に直面しているが、日本はアラブ諸国に寄り添い続けていくと表明した。
 
上川氏は、繁栄に向けた協働、平和の定着に向けた取り組み、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けた取り組みの「三本柱」に基づき、アラブ世界との協力を進めたいと述べた。
 
さらに、エネルギー安全保障に関する協力、中東地域をクリーンエネルギーや重要鉱物のグローバル・供給ハブとするビジョン、日本企業のアラブ諸国への進出などに言及。加えて、パレスチナをめぐる問題を含め、地域の平和と安定に向けた貢献にも引き続き取り組んでいく意向を明らかにした。
その後、上川氏と外交団との間で、スタートアップを含む経済関係の促進、気候変動分野での協力など今後の日・アラブ協力について意見が交わされたほか、中東和平や難民問題をはじめとする地域情勢についても議論した。
 
外交団の多くが、アラブ世界への日本の長年にわたる支援に感謝の意を表した。昼食会に出席した唯一の女性大使であるヨルダン大使は、女性外相の就任を歓迎すると述べた。
昼食会に参加したのは、パレスチナ、モロッコ、レバノン、バーレーン、クウェート、チュニジア、オマーン、サウジアラビア、ヨルダン、アラブ首長国連邦(UAE)、モーリタニア、イラク、エジプト、アルジェリア、イエメン、ジブチ、シリア、スーダン、リビア、カタールの20名のアラブ外交団在京大使と代表部大使。
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