

東京:関東地方の住民数百人が10月13日、東京のイスラエル大使館前に集まり、ハマスの攻撃を受けてイスラエル政府が行ったガザ地区への空爆と完全な包囲に抗議した。
デモ参加者はパレスチナの国旗を掲げ、パレスチナの植民地化をやめ、1948年以来イスラエルがパレスチナ人や一部のアラブ諸国に対して行ってきた虐殺や無差別爆撃をやめるよう求めるスローガンを唱えた。
抗議者の一人は、イスラエル国防相がガザの人々を表現するのに使ったとされる「人間のケダモノ」という表現を非難し、これは「ナチスが使ったのと同じ言葉だ」とアラブニュース・ジャパンに語った。
イスラエル大使館周辺の道路が狭くなったため、警察は集団で大使館前の歩道に近づいてくる抗議群衆を管理しなければならなかった。
戸田モスクのイスラム導師は、多くの警察官に囲まれた大使館のバリアの下で手紙を渡すことができた。
デモ参加者は、パレスチナ人、アラブ人、イスラム教徒のパキスタン人、バングラデシュ人やアジアのイスラム教徒などで構成された。デモは4時間以上続き、大使館に声を届けようと、日本から反イスラエルの人々の波が押し寄せた。
同地区には警察が大々的に出動したが、事件性は報告されていない。
木曜日、世界保健機関(WHO)は声明を発表し、ガザ地区の保健システムは “限界点 “に達していると述べた。
「完全な封鎖の中、ガザ地区に燃料や救命のための保健・人道物資を緊急に届けることができなければ、人道的大惨事を防ぐための時間は限られている」