
東京:駐日アラブ外交団は、日本国内および世界中のすべての組織、コミュニティ、個人に対し、ガザや被占領パレスチナ地域におけるパレスチナ人との連帯と、パレスチナ人女性、子ども、一般市民に多くの犠牲者を出したイスラエルによる違法かつ残忍な攻撃を非難するよう呼びかけた。
駐日アラブ外交団は金曜日に声明を発表し、重大な国際法違反であるとして、ガザへの残忍な攻撃やパレスチナ人の強制移動の即時停止、緊急人道支援を再度求めた。
駐日アラブ外交団は「今般の危機に際し、統合・団結した透明な立場を示すことの重要性を認識している」とした上で、「共に行動し、加盟国間の知恵と合意を引き出すことによって、イスラエルによるガザへの残忍な攻撃の即時停止を求めるアラブ世界の声を拡大していきたい」と表明した。
「イスラエルによるガザへの残忍な攻撃と国際社会への重大な違反を踏まえ、駐日アラブ外交団は、パレスチナ問題に対する公正かつ永続的な解決を求めて、日本の公共機関や市民団体の支援を求める」
外交団は、日本の公共機関、政府機関、教育機関、研究機関に対し、ガザの正確な状況とパレスチナの信念を提供するよう求めた。日本の人道支援団体に対しては、ガザでの人道支援の重要性への理解を要請するとともに協力を求めた。
さらに、「イスラエルに違法行為を中止させ、国際法、国際人道法およびジュネーブ条約および議定書を順守するよう求める」と付け加えた。
「パレスチナの人々と連帯し、ガザへの攻撃で犠牲になったパレスチナの人々に深い哀悼の意を表する。私たちの思いと祈りは、想像を絶する苦しみに耐えている負傷者や犠牲者の家族に向けられている」
駐日アラブ外交団は、日本におけるアラブ諸国の外交団を統合する組織。アラブ諸国と日本との理解、対話、協力促進を目的として、地域や国際的なさまざまな問題に関する協力のプラットフォームとして機能している。