
東京:FNNプライムオンラインによると、外交官の車が駐車違反放置違反金を踏み倒した件数について、ロシアが全体の半数を超えることが、FNNが警察庁に情報公開請求した国別リストで明らかになった。
外交官ナンバーをつけた車両のうち、指定場所以外に駐車して1万5000円の罰金が科されたものの、放置違反金の支払いを5年間無視し続け、時効を迎えた件数の約60%をロシアが占めた。
中国が2番目に多いが、昨年の638件から今年は246件に減った。3位はカザフスタンで、エジプト、イラン、ウクライナが続いた。
アラブ首長国連邦(UAE)はワースト20位以内が続いていたが、必要な支払いを済ませ、初めて0件になった。
日本は、国名を公表することで、外交特権を乱用する人々の抑止力になることを期待している。
ロシアはこの5年間、違反金の支払いを踏み倒した件数でワースト1位 が続いており、2022年には2338件だった。
FNNによる一連の報道で、各国の駐車違反の件数自体はここ数年で大幅に改善されている。