
岸田文雄首相は6日、鹿児島県・屋久島沖で起きた米空軍輸送機CV22オスプレイの墜落事故で搭乗員の米軍兵士8人が死亡したことを受け、バイデン大統領宛てに弔意を伝える書簡を送った。「深い悲しみに包まれている。心から哀悼の意を表する」と記した上で、8人のこれまでの「日米同盟への献身」に謝意を示した。
上川陽子外相も「哀悼の誠をささげる。わが国および地域の平和と安全の維持のために引き続き日米で協力していく」との談話を公表。ブリンケン国務長官に弔意を示す書簡も送った。
松野博一官房長官は記者会見で、オスプレイの運用に関し「米側に安全が確認されてから飛行を行うよう求めている。引き続き緊密に連携し適切に対応する」と強調した。
時事通信